昔のNHKラジオ英会話(BY遠山顕先生)の講座テキストから厳選した、テーマ別の使えるフレーズをご紹介するシリーズ第4回目。
今回は【観光地で使ってみたい便利な英語フレーズ】についてです!
言えそうで言えない、覚えていたら超・便利!
そんな表現ばかりをまとめて、わかりやすく解説します。
海外旅行に行く予定のある人、日本に来た外国人に地元を案内する人のお役に立てると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
お天気についての便利フレーズ
旅先でのお天気は気になるものですよね。
でも、
- ただ「天気がいい」「雨が降ってる」だけじゃ物足りない!
- もっと細かく表現したい時に使えるフレーズはないかな?
と思っている人に覚えてほしいのが以下の3つです。
- It’s a perfect day for it. 今日は○○日和ね!
- It’s starting to sprinkle. 雨がぱらついてきた。
- It’s pouring down now! 土砂降りになったわ
1は、朝起きてホテルのカーテンを開けてすぐに言ってみたいフレーズ It’s a perfect day for it! です。
字のままだと「○○するのに最高な日ね!」ということですが、 it で覚えていれば何にでも使える万能フレーズになります笑。
2と3は雨が降ってきたときの表現ですが、「小雨がぱらつく」とか「土砂降り」とかはあまり習うこともないじゃないですか。
なのでぜひ今日、この瞬間に覚えてほしいです。
日本にいても普段の生活で雨がパラパラ降ってきたら、It’s starting to sprinkle!と事あるごとにつぶやけば忘れません!
ホテルを探すときに使える便利フレーズ
初めて行った街でホテルを探すのは、立地によっては至難の業ですよね。
そんなときに使えるフレーズです。
- It should be relatively easy to find our hotel. ホテルはわりと簡単に見つけられるはず
- What street is it on? 何という通りにあるの? onを強調
- It runs parallel to Ala Wai Canal. アラワイ運河と平行に走ってる通り
- Good to know. 役に立つ情報だね
1は、It should be relatively easy to・・・(わりとカンタンに○○できるはず)ここまでを基本フレーズとして覚えておくと応用が効きますよ。
ホテルが見つからない…と焦る相手をホッとさせたいときに使えます♪
2のWhat street is it on? は重要です。ホテルが何ていう通りにあるのかは知っておきたいですもんね。
発音するときはonを強調して言いましょう。
他にも
- On what street is it?
- What street is it in?
という言い方もあるようです。
inを使うのはイギリス英語みたいなので、イギリス旅行に行く人はinを使ってくださいね☆
3は、「そのストリートは○○と並行した通りにある」と表現する時。
It runs parallel to 〇〇 が、基本フレーズになります。
それにしても『平行に走る』って、日本語をそのまま英語にすればいいんですね。
ドライブ中に使える便利フレーズ
ドライブ中、初めての道だとナビがあってもどこで曲がればいいのか緊張してわからなくなったりしませんか?私はあります。。
そんなときは隣の相手に聞いたり、あなたがナビ係ならやさしくアドバイスしてあげましょう♡
- Should I turn? 曲がるべき?
- Turn left. 左に曲がって
- Get on Highway 72. ハイウェイ72号線に出て
- From there it’s a straight shot to the hotel. そこからはホテルまでまっすぐ1本よ
3.「○○通りに出て」というのは、Get on …でいいんですね。これだけ覚えていれば、応用可能です☆
4.「そこからは、ホテルまでまっすぐ1本よ」って、言えそうで言えない微妙なラインの表現じゃないでしょうか。
こういう【日本語ではよく使うのに英語で言えないフレーズ】を貯めていくことが、英会話上達のコツになりますよ。
基本フレーズは It’s a straight shot to … になります。
- Speed up! スピード上げて
- Pull over, quick. 車を停めて(路肩に)
- Drive around the block. ブロックを一回りして
1.2.3とも、短い&高頻度で使うので、覚えておいてください☆
It’s about an hour’s drive, depending on traffic. そこは車でおよそ1時間ですね、交通事情によりますが
「交通事情による depending on traffic」こんなことをサラッと言えるように頭の中にストックしておきましょう!!
- turnoff ハイウェーの出入り口
- the car rental agent レンタカー会社
ハイウェイの出入り口はturnoff、そして絶対に使うであろうレンタカー会社はthe car rental agentになります♪
コンシェルジュとの会話で発生するフレーズ
ホテルでコンシェルジュに観光の相談をすることもあるかと思います。でもなんて話しかけたらいいか迷いますよね。
そんなときは1と2だけ覚えておけばOK!
- I’d like to see some sights. 観光したいのですが
- I was wondering if you could give me some tips on where to go.行くべきところなど教えて頂けないかなと思いました
- I can help you with that. 手配(お手伝い)できます
2の基本フレーズは
I was wondering if you could +動詞
になります。英語でめちゃくちゃ控えめに丁寧に言うときの表現です。
カジュアルな表現だけでなく、失礼のない言い方も覚えておくと意外と役に立ちますよ。
アクティビティにに参加した時に使えるフレーズ
旅行先ではアクティビティも楽しみの一つですよね!
でもいつも運動しない人がハイキングやサーフィンクラスに参加すると、息切れしたり疲れたりしがちです。そんなときは↓
- This is tougher than I thought. 思ってたよりきつい
- Let’s take a breather. 一息つきましょう
- Let’s not push ourselves. 無理しないようにしよう
きついときは、きついと素直に申告しましょう。
もしもあなたの旅トモがそう言ったときは、ちょっと休もうね Let’s take a breather. と声かけしてあげましょう♪
アクティビティのクラスで発生しそうなフレーズはこちらです↓
- How am I doing? 私うまくやってるかなぁ
- You got it down! 覚えましたね、飲み込みましたね
- Want to give it another shot? もう一度やってみる?
- If you twist my arm. どうしてもと言うなら
自分がうまくやっているか不安なときは、遠慮なくインストラクターに How am I doing? と話しかけましょう。
するときっと「うまくやってるよ、上手だね!」という意味で You got it down!と答えてくれるはず☆
それから私も初めて知ったのですが、「そんなに言うなら…」と相手に押し切られる形で行動するときの表現は
If you twist my arm.
って言うんですね。
今までは同じ意味で「 If you insist…」しか使ってこなかったので、これからはこちらのちょっとこなれた表現も使ってみたいと思います。
まとめ
旅行先で使ってみたいフレーズ、1つでも気に入ったものはあったでしょうか。
旅行や観光地に行かなくても、自分の中でイメージを膨らませて旅行している気分になって練習してみるといいですよ。
英語フレーズは臨場感を感じながら何度も声に出すことで脳に刻まれます。
自分の脳の中に刻まれたフレーズは誰にも盗まれることがない永遠の財産です。
ぜひあなたの財産フレーズを増やして、海外旅行を思い切り楽しんでくださいね!!
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